苦手意識と自己暗示
生徒との面談なんかをするとよく聞く言葉があります。それは「自分は数学は苦手だから…」といった内容の言葉です。そしてそういった言葉を聞いた際に私が必ず言うことは、「そういう自己暗示をやめることからまず始めよう」といった言葉です…
別に催眠術とかそういった難しい話ではないのですが、この苦手意識ってやつは弱点克服に対し非常に邪魔なんです。しかもたちが悪いことに、高校生ぐらいになると、「自分はその科目が苦手だ。」と自分に長年自己暗示をかけ続けています。結果として、自分の能力に限界を作ってしまっているのです。さらにたちが悪いことに、「苦手だから自分にはその科目ができなくても仕方がない。」と、自分を納得させる理由まで作ってしまっているです。結果、その科目は苦手のままです。結局は、ネガティブな意識の持ち方のままでは弱点科目の克服は非常に困難です。ですから私はこういった話を聞くと、「そういう自己暗示をやめることからまず始めよう」とまず言うのです。
では具体的に、どうやればそういった意識を変えることができるのか。
はっきり言ってそれは難しいと思いますが、「自分にはできるはずだ」とまず思うこと、そしてそれに見合った努力をすることで克服できる可能性はあります。今まで自分がやってきたことと逆の暗示を自分に掛けること、そして頑張って少しずつ結果を出し、自信をとり戻すということです。
苦手意識を持った科目には、自然に避けてしまうのでしょうか、あまり勉強の時間をかけていない場合も多いのです。ですから、きちんと手をかけてあげれば、特に学校の定期テストなんかであれば結果が出やすいと思います。「自分にもできるはずだ」と思いながら、きちんと苦手科目を勉強して結果を出すことを繰り返すと、それは自信につながりますから、少しずつでも克服できるものです。私は過去にそういう生徒を多数見てきましたから間違いありません。もちろん全員というわけではありませんが…
意識の持ち方を変えることは難しいかもしれませんが、自分がそれを意識するだけでも多少は変わってきますし、それをしなければずっとそのままです。そして意識の持ち方を変える事ができるということは、実社会に出てからも役立つと思います。頑張って弱点を克服して下さい。
受験勉強の効率・効果を追求した「受験の神様」和田秀樹監修の勉強法

